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2026年11月6日 NEWS

【記事更新】不整脈の解説記事を最新ガイドラインに合わせて更新

心疾患コラム・記事更新

「不整脈」の基礎解説記事を 最新ガイドラインに合わせて更新しました

当社の心疾患コラム 「不整脈」を、 日本循環器学会・日本不整脈心電学会の 最新ガイドラインや 2024年ESC心房細動ガイドラインなどを踏まえて 大幅に更新しました。

不整脈とは、 心臓を動かしている電気信号の発生や伝わり方に変化が起こり、 脈が速くなる、遅くなる、 タイミングが乱れる状態の総称 です。

一口に「不整脈」といっても、 健康な方にもみられる期外収縮から、 脳梗塞リスクに関係する心房細動、 突然の心停止につながる心室細動まで、 種類によって危険度や必要な治療は大きく異なります。

今回の主な更新ポイント

01 / 種類・危険度 不整脈ごとの違いを整理

心房細動、期外収縮、 徐脈、心室頻拍・心室細動などを 危険度も含めて整理しました。

02 / 検査 発作を捉える検査を詳しく解説

12誘導心電図、 ホルター心電図、 長時間心電図、 ウェアラブル機器などを紹介しています。

03 / 最新治療 アブレーション・PFA等を追加

心房細動の最新管理、 PFA、ペースメーカー、 ICDまで内容を更新しました。

今回の記事では、 まず のように健康な方にもみられることがある不整脈と、 治療や緊急対応が必要となる不整脈の違いを 分かりやすく整理しています。

「不整脈がある=危険」とは限りません 重要なのは、 単に脈が乱れているかどうかではなく、 どの種類の不整脈なのか、 症状があるか、 心臓の病気を合併しているか、 脳梗塞や突然死のリスクがあるかを 評価することです。

なかでも詳しく解説したのが、 です。

心房細動では、 脈の速さや動悸だけでなく、 心房内で血栓が形成され、 脳の血管へ移動することによる 脳梗塞リスク を評価することが重要です。

2024年ESC心房細動ガイドラインでは、 心房細動の治療を という考え方で整理しています。

これは、 「高血圧や肥満などの併存疾患管理」 「脳卒中・血栓塞栓症の予防」 「心拍数・リズム管理」 「継続的な再評価」 を組み合わせて 心房細動を総合的に管理する考え方です。

検査についても、 病院で行う通常の心電図だけではなく、 や長時間心電図、 イベントモニターなどについて 詳しく追加しました。

不整脈は発作が一時的なことも多く、 受診した時には正常な心電図へ戻っている場合があります。 そのため、 症状が起きた瞬間の心電図を記録すること が診断の大きな手がかりになります。

スマートウォッチや携帯型心電計など、 日常生活中の脈や心電図を確認できる機器についても 今回新たに解説しています。

スマートウォッチの通知だけで確定診断はできません 心房細動の可能性などを検出できる機器はありますが、 期外収縮や計測エラーなどとの区別が 必要になる場合があります。 異常通知が繰り返される場合や症状を伴う場合には、 記録を医療機関で確認してもらうことが重要です。

治療については、 をはじめ、 近年普及が進んでいる についても追加しました。

PFAは パルスフィールドアブレーションの略で、 非常に短い電気パルスを利用して 不整脈の原因となる心筋を治療する 比較的新しいアブレーション方法です。

また、 脈が遅くなる徐脈性不整脈については、 が必要になるケースと、 単に心拍数が低いだけでは ペースメーカーが必要とは限らないことも 分かりやすく整理しました。

さらに、 心室から発生する危険な不整脈については、 や についても詳しく解説しています。

失神・強い胸痛・強い息苦しさを伴う不整脈には注意が必要です 突然意識を失った、 動悸とともに意識が遠のく、 強い胸痛や呼吸困難がある場合などは、 緊急性の高い不整脈や 他の循環器疾患が隠れている可能性があります。 意識がなく正常に呼吸していない場合には、 119番通報し、 可能であれば胸骨圧迫とAEDを開始する必要があります。

記事ではこのほか、 不整脈と高血圧・肥満・糖尿病・睡眠時無呼吸との関係、 飲酒やカフェインとの付き合い方、 遺伝性不整脈、 日常生活で気をつけたいポイントについても 最新情報を踏まえて整理しています。

「脈が飛ぶことがある」 「突然ドキドキする」 「健診で不整脈を指摘された」 「スマートウォッチから不整脈の通知が届いた」 「心房細動やアブレーションについて知りたい」 という方は、 ぜひご覧ください。

専門用語をやさしく解説

本文中の青い点線の専門用語は、 クリック・タップすると意味を確認できます。 以下の一覧からも開けます。

参考: JCS/JHRS 2024 Guideline Focused Update on Management of Cardiac Arrhythmias
2024 ESC Guidelines for the management of atrial fibrillation
日本循環器学会 診療ガイドライン

※本お知らせおよび解説記事は、 不整脈に関する一般的な医療情報の提供を目的としています。 不整脈の治療方針は、 不整脈の種類、 症状、 年齢、 心機能、 基礎心疾患、 脳梗塞リスク、 突然死リスクなどによって異なります。 抗不整脈薬や抗凝固薬などを 自己判断で開始・中止・変更しないでください。