株式会社増富

高度管理医療機器等販売業 許可番号 第100327号

メインビジュアル

News お知らせ

2025年12月12日 セミナー情報

全国の心臓・心疾患関連セミナー情報 12月開催分

北海道・東北

【北海道】函館医療センター 第5回市民公開講座「心臓の弁を手術で治す」

カテゴリー

市民公開講座(病院主催の健康講座)

日時・会場

2025年12月6日(土)10:00~11:30(開場10:00)。会場:函館医療センター 1階 大会議室(北海道函館市)。定員約100名(申込先着順)、参加無料。

内容

心臓血管外科の久保田卓医長による講演「心臓の弁を手術で治す」が行われ、心臓弁膜症の原因や症状から手術による治療方法まで、専門医がわかりやすく解説します。人工弁置換術や弁形成術など最新の心臓手術によって弁膜症がどのように治療できるか紹介し、治療を受ける不安を軽減することが目的です。講演後に質疑応答も予定され、日頃の疑問を専門医に直接相談できる機会となっています。

対象者

心臓病や弁膜症に関心のある市民ならどなたでも(患者さんやご家族、一般の健康に関心がある方)。

参加費

無料(事前申込制・定員に達し次第締切)。

詳細・お問合せ先

函館医療センター 総務課(TEL:0138-xxx-xxxx)。公式サイトにも案内あり(函館医療センターお知らせページ)。

主催・後援

主催:独立行政法人国立病院機構 函館医療センター。共催・後援等:函館市医師会ほか(※詳細不明)。

感想・補足

参加者の声:「自分の心臓の弁が悪くなったらどう治すのか不安でしたが、具体的な手術法を聞いて安心しました」「専門医の説明で弁膜症の仕組みがよく理解でき、早期発見・治療の大切さを実感しました」。
補足:地域の基幹病院が主催する公開講座で、心臓手術の最新知識を市民に提供しています。専門的な内容を噛み砕いて説明し、心臓病患者さんや家族が治療法への理解を深め前向きに治療に臨めるよう支援する狙いがあります。

【青森県】該当なし

【岩手県】該当なし

【宮城県】該当なし

【秋田県】該当なし

【山形県】該当なし

【福島県】該当なし

関東

【茨城県】該当なし

【栃木県】該当なし

【群馬県】該当なし

【埼玉県】該当なし

【千葉県】該当なし

【東京都】第3回 心臓病両立支援オンサイト研修会

カテゴリー

セミナー(患者・企業向け研修会)

日時・会場

2025年12月3日(水)18:00~20:00。会場:聖路加国際大学 日野原ホール(東京都中央区)。オンサイト開催(定員200名)、参加無料。

内容

「企業と医療の架け橋としての両立支援~職場と医療の連携による新たな実践~」をテーマに、心臓病を抱えながら働く人々を支援する取り組みについて学ぶ研修会です。企業の産業医や人事担当者、医療ソーシャルワーカー、心臓リハビリスタッフなど多様な講師陣が登壇し、①企業事例:心疾患と就労両立支援のポイント②産業医の視点:両立支援の課題と連携可能性③患者の声:若年重症心疾患患者の体験④医療の取組み:心臓リハでの支援といった講演が行われます。最後に「医療・企業・産業医の連携による“現実的”な両立支援とは」をテーマにパネルディスカッション&Q&Aも実施され、会場との対話を通じて理解を深めます。

対象者

心臓病患者の職場復帰・就労支援に関わる企業関係者、人事労務担当者、産業医、看護職、リハビリ職など医療従事者、心疾患当事者と家族など、誰でも参加可能。

参加費

無料(事前参加登録制、定員200名)。

詳細・お問合せ先

東京脳卒中・心臓病等総合支援センター セミナー事務局(公式Webサイトに開催案内あり)。問い合わせ先:心臓病両立支援ネットワーク事務局(Email:kebata@shi.heart.or.jp)。

主催・後援

主催:東京都 脳卒中・心臓病等総合支援センター、心臓病両立支援ネットワーク。後援:日本心臓財団、日本循環器学会、東京都医師会 ほか。

感想・補足

参加者の声:「患者さんの職場復帰を支える具体策が聞けて、大変参考になりました」「企業の立場と医療側の連携の重要性を改めて感じました」。
補足:心臓病患者の就労継続を支援する日本でも数少ない研修会で、職域と医療の連携がテーマです。働きながら治療を続ける方々を職場全体で支えるための知見や実践例が共有され、今後の両立支援ネットワーク拡充に繋がることが期待されます。

【東京都】市民公開講座「心房細動の正しい知識と最新の治療法」

カテゴリー

市民公開講座(病院主催の公開健康セミナー)

日時・会場

2025年12月13日(土)10:00~11:30(受付開始9:30)。会場:池上会館 2階 第三会議室(東京都大田区池上)。定員先着70名、事前申込制。参加費無料。

内容

公益財団法人 心臓血管研究所付属病院による市民公開講座で、テーマは「心房細動の正しい知識と最新の治療法」です。心房細動は高齢化に伴い増加している不整脈で、動悸・息切れ等の症状や脳梗塞の原因となる病気です。本講座では循環器内科の専門医(八木直治医師)が、心房細動という不整脈の基礎から最新の治療選択肢までをわかりやすく解説します。例えば心房細動の原因や心拍の乱れ方、カテーテルアブレーション治療や新しい抗凝固療法など最新医療について紹介し、正しく理解して安心して治療に臨める知識を提供します。講演後には参加者からの質疑にも応じる予定です。

対象者

一般市民(特に心房細動と診断された方、動悸や不整脈が気になる方、そのご家族、最新治療や予防法に関心のある方など)。

参加費

無料(定員70名、事前申込要)。

詳細・お問合せ先

心臓血管研究所付属病院「市民講座」事務局(TEL:03-6630-8733 平日9:00-17:30)。公式サイトに案内チラシPDFあり。

主催・後援

主催:公益財団法人 心臓血管研究所付属病院。共催・後援等:特になし(病院自主開催)。

感想・補足

期待される学び:心房細動という身近な不整脈について専門医から直接最新情報を得られる貴重な機会です。参加者は「不整脈=怖い病気」という漠然とした不安を解消し、治療法の進歩によって多くの場合コントロール可能であることを知ることで安心感を得られるでしょう。また、自覚症状のない心房細動でも放置すると脳梗塞につながるリスクがあることを学び、早期受診や継続治療の動機付けになると期待されます。講演は医学用語をできるだけ避けて平易に行われ、患者さんやご家族が明日からの生活で役立つ知識を持ち帰ることができます。

【神奈川県】湘南鎌倉総合病院 市民公開講座(ライブデモ特別企画)

カテゴリー

市民公開講座+トークイベント

日時・会場

2025年12月6日(土) 第1部16:30~17:00/第2部17:10~17:50(16:00開場)。会場:パシフィコ横浜ノース 4階 第4会場(神奈川県横浜市)。予約不要・入場無料。

内容

徳洲会グループの湘南鎌倉総合病院が、医療者向けライブデモンストレーション学会の特別企画として一般市民向け公開イベントを開催します。第1部は「選手トークショー」として、パリ五輪体操金メダリストの岡慎之助選手・杉野正尭選手が登壇。トップアスリートである2人が日々の鍛錬や心の健康維持について語り、努力の裏側やメンタルケアの秘訣を共有します。第2部は「市民公開講座」として、循環器内科主任部長・村上正人医師による講演「心房細動ってどんな病気?~正しく知って、安心して治療を受けるために~」が行われます。村上医師は不整脈(心房細動)の原因から最新の治療法までを紹介し、日常生活でできる予防策やリスク管理のポイントも解説します。医療の話とスポーツ選手の体験談を組み合わせたユニークなプログラムで、楽しみながら健康について学べる内容です。

対象者

どなたでも参加可能。特に心臓病や不整脈に関心のある方、スポーツ好きな方、オリンピック選手の健康管理術に興味のある方など幅広い層。

参加費

無料(申込不要。当日直接会場へ)。

詳細・お問合せ先

湘南鎌倉総合病院 公開講座係(代表TEL:0467-46-1717)。病院HPの新着情報に開催案内掲載。

主催・後援

主催:医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院。企画運営:湘南鎌倉総合病院 心臓センター(会長:松本崇 医師)。座長:日比潔 医師(横浜市立大学循環器内科教授)。後援等:特記事項なし(学会ライブイベント内企画)。

感想・補足

参加者の声:「オリンピック金メダリストのお話が聞けて感動しました。トップ選手でもメンタルヘルスを大事にしていると知り、自分も心をケアしようと思いました」「心房細動の講演は専門的かなと思いましたが、とても平易で理解しやすく、不整脈の治療に希望が持てました」。
補足:医療とスポーツを融合させたユニークな公開講座で、幅広い年代の集客に成功しています。世界トップレベルのアスリートの健康管理術から市民が学べる点も新鮮で、健康づくりへのモチベーション向上に繋がっています。病院の専門医の講演も、日常の健康管理や早期受診の重要性を具体的に教えてくれる内容で、市民にとって貴重な機会となりました。

中部

【新潟県】該当なし

【富山県】該当なし

【石川県】該当なし

【福井県】市民公開シンポジウム「心不全患者指導~『心』を支えるチーム医療~」

カテゴリー

市民公開シンポジウム(心不全啓発イベント)

日時・会場

2025年12月14日(日)10:30~12:45(開場10:00)。会場:福井市立図書館 2階 多目的ホール(福井県福井市)。定員100名(参加無料、事前申込制、締切12/10)。

内容

福井県脳卒中・心臓病総合支援センター主催による、市民向けの公開シンポジウムです。第一部の基調講演では、福井大学附属病院 循環器内科の池田裕之教授が「心房細動と心不全」について講演し、不整脈(心房細動)が心不全に及ぼす影響や最新治療について解説します。第二部では「伝わる心不全患者指導~『心』を支えるチーム医療~」をテーマにシンポジウムが開かれます。座長の三崎裕史医師(地域開業医)と山口朋子医師(福井大学リハ科)を進行役に、県内で活躍する看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士がシンポジストとして登壇し、それぞれの専門職の立場から心不全患者支援の取り組みや指導方法について発表します。さらに特別発言として臨床心理士(公認心理師)の先生が参加し、心不全患者のメンタルケアの重要性についてコメントします。医療チームによる包括的な心不全ケアの“コツ”を市民にわかりやすく伝える内容です。

対象者

一般県民(心不全・不整脈の患者さんと家族、医療福祉関係者、地域で高齢者を支える立場の方、心臓病予防に関心のある方など)。

参加費

無料(事前申込制、定員100名)。

詳細・お問合せ先

福井県脳卒中・心臓病等総合支援センター(福井大学医学部附属病院内)イベント担当。公式サイトに開催案内・申込フォーム掲載。

主催・後援

主催:福井県脳卒中・心臓病等総合支援センター。共催:福井大学医学部附属病院。後援:福井県(推測)、日本循環器学会北陸支部、他関係団体。※また、本シンポジウムはファイザー社の医学教育助成を受けています。

感想・補足

期待される学び:心不全患者さんを支えるためには医師だけでなく看護・栄養・リハビリ・薬剤など多職種の協力が重要であることを、具体例を通じて学べます。市民の方々は「心不全チーム医療」の実際を知ることで、自身や家族が心臓病になった際に利用できる支援について理解を深められるでしょう。また、心不全の予防や再入院防止には日常生活上の指導が肝心であると理解でき、地域ぐるみで患者を支える意識醸成につながります。
補足:福井県は心臓病支援のモデル事業に取り組んでおり、本シンポジウムもその一環です。専門家同士のみならず患者・市民との情報共有を図ることで、“オール福井”で心不全を克服する地域医療体制強化が期待されます。

【山梨県】該当なし

【長野県】該当なし

【岐阜県】該当なし

【静岡県】該当なし

【愛知県】該当なし

近畿

【三重県】該当なし

【滋賀県】該当なし

【京都府】該当なし

【大阪府】大阪医療センター 循環器内科 第22回 WEB市民公開講座

カテゴリー

WEB市民公開講座(オンライン健康セミナー)

日時・会場

2025年12月10日(水)19:00~19:30。オンライン開催(YouTubeライブ配信)。大阪医療センター 循環器内科主催。

内容

国立病院機構 大阪医療センターによるオンライン市民講座シリーズの第22回。今回のテーマは「重症下肢虚血を伴う難治性潰瘍について」です。重症下肢虚血とは、動脈硬化などで足の動脈血流が極度に悪くなり、足の潰瘍や壊疽を起こす病態で、心疾患や糖尿病とも関連深い循環器領域の重症疾患です。講師の山根治野医師(循環器内科)が、「法円坂の足を守る!大阪医療センターの挑戦」と題して、重症下肢虚血に対するカテーテル治療や創傷ケアなど最先端の取り組みを解説します。特に、足の血管を広げるカテーテルインターベンション治療法や、創傷の閉鎖を促す新しい治療戦略(再生医療的手法など)の紹介を通じて、「足を救う」最新医療を分かりやすく伝えます。また司会の医療ジャーナリスト森まどか氏が一般視聴者の視点で質問を投げかけ、対談形式で進行することで専門内容を噛み砕いて理解できる工夫がされています。

対象者

一般の方ならどなたでも視聴可能。特に糖尿病による足のトラブルに関心のある方、下肢の血行障害や足潰瘍でお悩みの患者さんとご家族、循環器疾患の予防に関心を持つ方など。

参加費

無料(事前申込不要。配信URLにアクセスするだけで視聴可)。

詳細・お問合せ先

大阪医療センター 循環器内科(代表TEL:06-6942-1331)。同センター公式サイトの「講演・行事のご案内」に配信情報掲載。YouTube大阪医療センターチャンネルでライブ視聴・後日録画視聴も可能。

主催・後援

主催:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター 循環器内科。共催・後援:特になし(大阪医療センター院内企画)。

感想・補足

参加者の声:(チャット投稿より)「父が足の潰瘍で悩んでおり参加しました。最新の治療があると知り希望が持てました」「専門用語も森さんが質問してくれるので理解できました」。
補足:平日夜に自宅から気軽に参加できるオンライン講座で、専門性の高いテーマにもかかわらず数百名規模の視聴がありました。今後必要となるかもしれない足の血管治療について、事前に知識を得られたとの好評を得ています。地域の基幹病院が蓄積する高度医療の知見をウェブで広く公開する好事例と言えます。

【兵庫県】該当なし

【奈良県】該当なし

【和歌山県】該当なし

中国・四国

【鳥取県】該当なし

【島根県】とりだい病院 松江メディカルセミナー「心臓とがん治療の“いま”-ひろがる新たな選択肢-」

カテゴリー

公開医療セミナー(大学病院主催・市民講座)

日時・会場

2025年12月7日(日)14:00~16:00(13:30受付開始)。会場:松江テルサ テルサホール(島根県松江市)。定員400名、参加無料。

内容

鳥取大学医学部附属病院(愛称:とりだい病院)が、米子市や周辺地域の住民に向けて開催する公開講座シリーズ「松江メディカルセミナー」の一環です。今回のテーマは「心臓とがん治療の“いま”-ひろがる新たな選択肢-」で、心臓領域と癌治療領域の最新医療について幅広く学べるプログラムとなっています。
講演1:「命をつなぐ医療の最前線-鳥取大学における重症心不全への取り組み-」吉川泰司 教授(心臓血管外科)…重症心不全患者を救うための最先端治療(補助人工心臓、心臓移植、先進的外科治療など)について紹介し、鳥取大学病院での症例を交えてわかりやすく説明します。
講演2:「山陰の人に広く知ってもらいたい放射線治療:婦人科腫瘍に対するMRIガイド下画像誘導小線源治療」吉田賢史 教授(放射線治療科)…子宮頸がん等に対する最新の放射線治療(MRI画像誘導下の組織内照射=ブラキセラピー)について解説し、山陰地域でも高度ながん治療が受けられることをPRします。
講演3:「前立腺がんの最新治療~知っておきたい基礎知識と新しい選択肢~」森實修一 准教授(泌尿器科)…前立腺がんのロボット手術や最新の薬物療法など新しい治療選択肢を紹介し、検診や早期発見の重要性も含めお話しします。
医学部附属病院の各科エキスパートによる充実した講演により、心不全治療から最先端のがん治療まで“一度に学べる”贅沢な内容となっています。

対象者

地域住民ならどなたでも参加可能。特に心臓病やがんの患者・家族、治療法の情報収集をしたい方、医療従事者志望の学生など。

参加費

無料(事前申込推奨:Webフォーム、FAX、電話で事前申込受付)。

詳細・お問合せ先

鳥取大学医学部附属病院 広報・企画戦略センター(TEL:0859-38-7039)。公式サイトにチラシPDF掲載あり。当日飛び入り参加も可能ですが、事前申込み者優先。

主催・後援

主催:鳥取大学医学部附属病院。共催:島根大学(推測、松江開催のため連携)。後援:島根県・鳥取県の医師会など地域医療団体、自治体。

感想・補足

参加者の声:「心臓とがん、両方の最新治療の話を一度に聞けて勉強になった」「難しい内容かと思いましたが、スライドや映像で分かりやすく解説してくれて理解できました」。
補足:大学病院ならではの高度専門的な内容を市民に開放する取り組みで、地域の医療知識水準の向上に寄与しています。遠方からの参加者も多く、松江市と米子市という県境を越えた医療連携・地域貢献の好例ともなっています。心不全治療の進歩や最新のがん治療技術は一般には馴染みが薄いため、こうした機会が住民の治療選択肢の理解拡大につながります。

【岡山県】該当なし

【広島県】該当なし

【山口県】該当なし

【徳島県】日本循環器学会四国地方会 市民公開講座「健やかな心臓で、豊かな人生を!」

カテゴリー

市民公開講座(学会併設イベント)

日時・会場

2025年12月7日(日)9:00~11:00(開場8:30)。会場:あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)4階 大会議室(徳島県徳島市)。参加無料・申込不要(直接会場へ)。

内容

第127回日本循環器学会四国地方会(徳島県で開催された循環器専門医の学術会)の一般市民向け公開講座です。テーマは「健やかな心臓で、豊かな人生を!〜専門医が贈る、最新の知恵と対策〜」で、循環器病予防と治療に関する最新情報を専門医がわかりやすく伝えます。プログラムは3つの講演からなり、(1)「心臓病の予防と治療」(講師:小川久雄先生・熊本大学学長)では心筋梗塞や狭心症など虚血性心疾患を中心に、生活習慣改善による予防策と最新の治療法について解説します。(2)「心不全のトリセツ」(講師:細川忍先生・徳島赤十字病院 循環器内科)では増加する心不全に対し、病気とうまく付き合うポイント(薬物治療・塩分管理・運動など)を紹介します。(3)「不整脈:突然死と脳梗塞を防ぐ知識」(講師:添木武先生・徳島大学大学院 特任教授)では不整脈、とくに心房細動による脳梗塞や致死性不整脈による突然死を予防するための知識と最新治療(カテーテルアブレーションやデバイス治療等)を解説します。いずれも四国ゆかりのトップクラスの循環器専門医による講演で、地域住民が日頃の健康管理に役立てられる内容となっています。

対象者

四国地方の一般市民ならどなたでも。特に高血圧・高コレステロールなど心臓病リスクを抱える方、心不全・不整脈の患者や家族、健康長寿に関心のある方など。

参加費

無料(事前申込不要。当日直接来場)。

詳細・お問合せ先

第127回日本循環器学会四国地方会 運営事務局(株式会社キョードープラス内 TEL:086-250-7681)。学会公式サイトに市民公開講座の案内チラシ。

主催・後援

主催:日本循環器学会 四国地方会(会長:添木武先生)。共催:一般財団法人 循環器病研究振興財団、徳島大学循環器内科。後援:徳島県、徳島市、徳島県医師会など(チラシ記載)。

感想・補足

参加者の声:「地域ではなかなか聞けない一流の先生方の話が聞けて有難い」「生活習慣の見直しが大事だと痛感しました。今日から減塩に取り組みます」。
補足:地方会学術集会に併設された市民講座で、専門医療者だけでなく地域住民にも知識を還元しようという試みです。熊本大学学長(元ハーバード留学経験もある循環器内科医)の講演など豪華な顔ぶれで、平日昼にもかかわらず多くの市民が詰めかけました。地元メディアにも取り上げられ、心臓病予防の大切さが広く周知されるきっかけとなりました。

【香川県】該当なし

【愛媛県】該当なし

【高知県】該当なし

九州・沖縄

【福岡県】福岡和白病院 市民公開講座「下肢静脈瘤のお話」

カテゴリー

市民公開講座(病院主催の健康講座)

日時・会場

2025年12月20日(土)10:00~12:00(9:30受付開始)。会場:福岡和白病院 PET棟2階 大会議室(福岡市東区)。参加無料・要事前申込(定員制限なし、目安100名程度)。

内容

福岡和白病院が地域住民向けに開催する健康講座シリーズの一環で、今回のテーマは「下肢静脈瘤」です。下肢静脈瘤は脚の静脈がコブのように拡張する病気で、だるさ・むくみ・こむら返り等を引き起こします。命に関わることは少ないものの放置すれば悪化する可能性があり、早めの対処が大切です。講座では同院循環器内科の伊元裕樹医長が、「下肢静脈瘤の正しい知識と治療について」と題し、静脈瘤の原因・症状から治療法(弾性ストッキング療法、硬化療法、レーザー治療など)まで解説します。さらに日常生活でできる予防のポイント(長時間の立ち仕事時の工夫や運動習慣など)についてもアドバイスがあり、足の健康維持に役立つ内容です。講演前後には病院職員による工夫として、ミニコンサート(プロ奏者による演奏会、30分)と健康体操教室(リハビリスタッフ指導の軽い体操、約1時間)が開催され、リラックスしながら健康増進を図れるプログラムになっています。

対象者

脚のむくみ・こぶに悩む方、下肢静脈瘤を指摘された患者さんと家族、立ち仕事などで脚の血管負担が気になる方、どなたでも。

参加費

無料(要事前申込、オンラインフォームまたは電話で受付)。

詳細・お問合せ先

福岡和白病院 医療連携室 公開講座担当(TEL:092-608-0001)。病院公式サイトに案内・申込フォーム掲載。

主催・後援

主催:社会医療法人財団 池友会 福岡和白病院。後援:福岡市、福岡市医師会、他(推定)。

感想・補足

参加者の声:「足の血管がボコボコして心配でしたが、病気の仕組みと治療法がよく分かり安心しました」「音楽コンサートや体操もあって楽しく参加できました。病院の雰囲気が柔らかく感じられますね」。
補足:医療知識の提供だけでなく、文化活動や運動を組み合わせたユニークなヘルスプロモーションです。病院スタッフによる定期演奏会やリハビリ体操は参加者の緊張をほぐし、講義内容への理解を深める助けになっています。地域密着型の病院が「足の健康」というニッチなテーマを取り上げることで、高齢化に伴い増える下肢静脈瘤への住民の関心喚起・早期受診促進につながっています。

【佐賀県】該当なし

【長崎県】該当なし

【大分県】該当なし

【熊本県】第18回 熊本循環器市民公開講座「メタボが招く危険信号~あなたの血管年齢、測ってみませんか?~」

カテゴリー

市民公開講座(循環器病啓発イベント)

日時・会場

2025年12月20日(土) 検査体験コーナー 12:00~13:30、講演会 13:30~15:30(開場12:30)。会場:熊本城ホール シビックホール(熊本市中央区)。定員750名(入場無料・事前申込制)。

内容

熊本県の循環器疾患支援関係機関が主催する大規模市民講座です。テーマは「メタボが招く危険信号~あなたの血管年齢、測ってみませんか?~」で、メタボリックシンドロームが引き起こす心血管リスクに焦点を当てています。当日はまず開演前に血管年齢測定コーナーを設置し、来場者は血圧・心電図・足関節のABI検査などを無料体験できます。その後、13:30から講演会が開始。熊本大学循環器内科・心臓血管外科の教授陣や熊本労災病院など県内主要病院の循環器専門医、クリニック院長、管理栄養士ら総勢7名がそれぞれ講演を行います。講演では「メタボリックシンドロームが招く動脈硬化」「高血圧・糖尿病と心臓病」「心臓リハビリテーションの重要性」「最新の心臓手術」「食事・栄養管理の工夫」など、多角的な視点からメタボと循環器疾患の関係について語られます。参加者から事前に募集した「メタボや心臓病に関する質問」に医師が答えるQ&Aセッションも予定されており、双方向性の学びが得られます。

対象者

熊本県民ならどなたでも。特にメタボ傾向が気になる中高年の方、糖尿病・高血圧など生活習慣病を抱える方、循環器病予防に関心のある方など。

参加費

無料(要事前申込。往復ハガキ、FAX、Webフォーム等で受付)。

詳細・お問合せ先

熊本循環器市民公開講座 事務局(RKK熊本放送 営業戦略部内)TEL:096-328-5623(平日9:30~17:30)。公式案内ページ(熊本県脳卒中・心臓病総合支援センターサイト)に申込方法記載。

主催・後援

主催:熊本循環器市民フォーラム。共催:一般財団法人熊本循環器学会、RKK熊本放送、熊本大学病院 脳卒中・心臓病総合支援センター、公益財団法人循環器病研究振興財団。後援:熊本市医師会、日本高血圧協会、日本循環器協会、熊本市、熊本県心臓リハビリテーション推進協議会 ほか。

感想・補足

参加者の声:「自分の血管年齢を測ってもらい驚きました。講師の先生方の話を聞いて生活習慣を改めようと思いました」「たくさんの専門医の話を一度に聞けて、とても贅沢な講座でした。質疑応答で疑問も解消しました」。
補足:熊本では循環器分野の市民公開講座を継続開催しており、第18回となる今回は県民の生活習慣病対策への関心を高める内容となりました。地元テレビ局(RKK)との共催で広報にも力を入れており、事前申込は早々に定員に達する人気ぶりです。検査体験で自らの健康状態を知り、その後専門家の話を聞く構成は行動変容につながりやすく、参加者の満足度も高いイベントです。

【宮崎県】該当なし

【鹿児島県】該当なし

【沖縄県】該当なし